第102回中国進出口商品交易会(広交会)が15日から30日まで広東省広州市で開催される。主催者によると、今回の広交会は展示ブースが不足気味だが、前回に続き輸入に関する展示の規模を拡大し、展示面積を前回比50%増加の1万5千平方メートルにしたという。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
広交会は前回より名称を「中国出口(輸出)商品交易会」から「中国進出口(輸出入)商品交易会」に改め、輸入を対象範囲に組み込んだ。そうした動きを土台に、今回は引き続き輸入展示の規模を拡大し、国際化レベルを一層引き上げた。
広交会報道官を務める中国対外貿易中心の徐兵副主任によると、輸入展示は15日から20日まで広交会第1期に開催され、機械設備、小型車両と関連部品、電子情報・家電、五金工具、原材料など9つの製品エリアが設置される予定。
14日に行われた広交会の記者会見によると、今回は知的財産権保護をめぐり新たな措置が取られる予定で、侵害行為があった参加主体に対する出展資格の永久剥奪といった処分条項なども加わる見込みだ。
「人民網日本語版」2007年10月15日