中国商務部公式サイトによると、商務部、公安部、国家工商行政管理総局(工商総局)、国家質量監督検験検疫総局(品質検査総局)はこのほど共同通知を発表、2007年12月1日から、新しく生産される自転車に対する全国統一エンコード管理が実施されるという。同時に、自転車仕入・販売管理が全面的に規範化される。
同通知によると、自転車メーカーは2007年12月1日から、品質検査総局が制定した「生産企業自転車エンコード管理実施規則」にもとづき、新しく生産した自転車にコード番号を入れなければならない。また、流通段階で、販売業者は統一様式「自転車販売(修理)登録カード」への記入が義務付けられ、購入者の関連個人情報や自転車コード番号など各情報も登録、規定に基き公安部門に提出しなければならない。
4部門は、新車に対するエンコード管理を実施する以外に、中古自転車の流通に対する規範化も実施、中古自転車販売店に中古自転車仕入・販売台帳制度を確立するよう求める。売買された中古自転車は、中国中古品ネットなどに通して公示しなければならない。商務、公安、工商、品質検査などの各級各部門は緊密に協力し、法律に基づき市場での違法行為を取り締まり、窃盗や盗品販売を行う違法者を撲滅、中古自転車市場の取引環境改善に努める方針。
「人民網日本語版」2007年10月18日