中国は風力発電産業の新分野である海上発電のブレイクスルーを実現しようとしている。中国海洋石油総公司(シーノック)の傅成玉・総経理は党大会報告を議論中の17日、同社は渤海湾の風力発電所設備を今月中に完成させることを明らかにした。傅総経理によると、同風力発電所の発電設備容量は1500キロワット、陸地から60数キロメートル離れた渤海湾の海上に建設されたという。「北京商報」が伝えた。
中国能源網(エネルギーネット)の韓暁平CEOは、風力資源の分布状態から見て、中国の海上風力資源は、陸上資源の3倍以上の約10億キロワットに達すると予測している。
「人民網日本語版」2007年10月19日