中国共産党第17回全国代表大会(十七大)の代表を務める国家質量監督検験検疫総局の李長江局長は17日、十七大プレスセンターで国内・海外のメディアによる集団取材を受け、「中国の対日輸出食品の安全検査合格率は米国などを上回る」と述べた。李局長は次のように述べた。
▽中国の対日輸出食品の品質は米国製品を上回る
対日輸出製品の品質については、日本が最近発表した対日輸出食品の品質状況報告の中で明確な回答がなされている。同報告は37カ国の対日輸出食品を検査不合格率によって並べたもので、中国は23位、米国は11位だった。つまり中国の対日輸出食品の安全検査合格率は米国を上回り、イタリアやオーストラリア、オランダも上回るものだった。
同報告によると、対日輸出食品の検査不合格率は中国が0.58%、欧州連合(EU)が0.62%、米国が1.31%だった。このことは中国製品、特に中国産食品の品質が保証されたものであることを物語っている。
▽100社の輸出資格を取り消し
中国が輸出する個別の製品や一連の違法な輸出製品に品質問題が存在することは認める。こうした製品がまさしく中国企業への信頼感に一定の影響を与えている。こうした事態に対する中国政府の態度は明確で、不合格製品を生産した企業への監督管理を強化し、違法な製品輸出を行った企業を厳しく摘発している。関連部門はこれまでに製品の品質保証が不十分な企業100社の輸出資格を取り消した。
「人民網日本語版」2007年10月18日