中国保険監督監理委員会は先日発表した報告で、最近5年間は、中国の保険業界が最も発展し、最も急速に変化した時期だと指摘した。中国の保険各社はこの間、現代的な企業制度の構築を通じて、改革を不断に深めてきた。現在までに政策的機関である中国輸出信用保険公司を除き、中国のすべての保険会社が株式制改革を完了。03年11月には中国人民保険が大陸部の金融機関として初の香港上場を果たした。中国人寿保険と中国平安保険もこれに続き、相次いで大陸部外での上場を果たした。
中国の保険業は02年以降、年平均16%前後の成長を続けている。保険料収入の総額は06年に02年比1.8倍の5641億元に達し、00年比7位上昇の世界9位に躍り出た。このうち、中国人民保険、中国人寿保険、中国平安保険の3巨頭は、保険料収入の総額が03年比30.9%増の3410億元に達し、不良資産率は各社とも0.06%以下に抑えられている。
「人民網日本語版」2007年10月21日