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26日から利上げ警戒期、年内最後のマクロ調整か

金融引き締め観測から、投資家が慎重な動きを見せており、中国株式市場は4 営業日連続の下落となった。「北京晨報」が伝えた。

第3四半期のマクロ経済指標の発表は 25日に延期された。過熱ぎみだった主要なマクロ経済指標は落ち着きが予想されるが、通貨、融資などの指標が最近強含んでおり、翌 26日に利上げが行われるかに注目が集まる。

9月の消費者物価指数( CPI)が下落に転じ、固定資産投資も減少したが、市場では金融引き締めに対する警戒感が払しょくされていない。中信証券のマクロ経済アナリスト、陳済軍氏は、「 CPIと固定資産投資の数値に関しては楽観しているが、市場では利上げ圧力が依然存在する」と述べた。

このほか、通貨、融資などの数値が第3 四半期に入り増加しており、中国人民銀行(中央銀行)が利上げに踏み切る重要な誘因となっている。

陳氏は「各種経済指標を総合し、中央銀行が追加利上げを行う可能性が高い。もし、今月利上げが行われなければ、残る2 カ月に利上げが実施される可能性は非常に小さい。今週末が利上げ警戒期だ」と指摘した。

「人民網日本語版」2007年10月24日

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