第102回中国輸出入商品交易会(広交会)の二期プログラムが25日、広東省広州市の琶洲展示館と流花路展示館でスタートした。一期プログラム終了後、4日間の移行作業期間を経ての再スタートだ。出展企業は6778社に上り、主に日用品と贈答品を展示する。
一期には成約額が緩やかな上昇を続け、輸出ブースの成約額は前回比4.1%増加の249億7千万ドルに達した。昨年秋の第100回広交会に比べて、12.5%の増加。欧州バイヤーの参加数は前回比9.34%増加した。中国対外貿易センターの主任を務める広交会の王俊文副主任兼秘書長(事務局長)は「こうしたことから、欧州バイヤーの、中国製品の品質に対する信頼ぶりがうかがえる」と話す。
今広交会では知的財産権保護をめぐる要求が一層引き上げられ、侵害行為のあった企業などに対する出展資格の永久剥奪といった懲罰規定が設けられた。一期期間中に侵害行為があったと認められた企業は243社に上った。
写真は、中国産クリスマス商品をながめる海外バイヤー。
「人民網日本語版」2007年10月26日