8位:「健康診断」業、数百億元規模の新産業に
中国大陸部ではじめて「医検分離(治療施設と検査施設との分離)」モデルを実施して経営された「慈銘健康診断センター」は、今年10月20日までにのべ100万人の健康検査を行った。
中国医師協会の健康管理・健康保険専門委員会の責任者である陸希祥氏は21日、健康診断専門施設の成功は「医検分離」モデルが普及しはじめていることを示すものだと述べた。健康診断業務はこれまでの伝統的な治療施設から徐々に分離、新しい産業へと発展しつつあり、5年以内に数百億元規模にまで発展する見込みだ。
陸氏によれば、北京は健康診断産業の発展がもっとも速い都市のひとつで、「医検分離」モデルの発祥地でもある。北京市民の健康に対する意識も、全国でもっとも高い水準にある。大まかな統計によれば、去年末の時点で、北京市の健康診断を行う医療機関は547カ所、そのうち治療施設と分離した専門の健康診断センターは48カ所。上海の56カ所、広州の66カ所と並び、「医検分離」の発達した都市のひとつとなっている。中国新聞社が報道した。
「人民網日本語版」より2007年10月22日