浙江省寧波市で27日、世界最先端の技術を使った三門原子力発電所について事業化可能性調査(フィージビリティ・スタディ)報告の審議が行われ、建設が決定した。2009年3月に正式に起工する。「新京報」が伝えた。
審議会には、国家発展改革委員会、国家核安全局、国土資源部、国家地震局等の関連部門・委員会及び、浙江省水利庁、浙江省環境保護局等地方部門の政府職員と専門家が200人余り参加した。
建設予定地は、浙江省三門県健跳鎮の東中国海に面した場所。第一期工事は中国初の「原子力発電自主化依託プロジェクト」とされ、世界最先端の技術である第3世代の加圧水型原子炉が導入される。電気出力125万キロワット、AP1000型原子炉の原子力発電ユニットが2基建設され、それぞれ2013年と2014年に稼動する。同発電所には全部で6基の原子力発電ユニットが建設される予定。
「人民網日本語版」2007年10月29日