中国民用航空総局は首都第2空港の建設予定地案の国家発展改革委員会への提出をすでに済ませ、現在回答を待っている。同局の担当者は「われわれはおおよその予定地の方向を国務院に報告した。すでに国務院も国家発展改革委員会に回しており、委員会の正式な承認が下り次第、われわれは正式な現地調査を開始する」「予定地の選出方向は主に北京南部で、区域は永定河の南北両岸だ」と明かした。「中国経済週刊」が伝えた。
永定河は北京市の南西に位置する。同局は民間航空、空域、空港の全体的な配置の視点から建設予定地の選考を進めた。
国家発展開発委員会交通運輸司の担当者は「首都第2空港予定地の選考には空域や各空港間の接続の問題が関わってくる。どのようにすれば北京・天津・河北省全体の空港の配置がより合理的になるか、空港そのものの技術的な問題のほか、北京・天津・河北省の全体の経済圏のリソース配分の改善も考慮しなければならない」と語る。
「人民網日本語版」2007年10月29日