中央財政は来年、農業産業化事業への拠出を引き続き強化し、確かな競争優位と波及・牽引作用を持つ産業化経営事業を支援することで、優勢農産物生産拠点の建設を促進し、地域主導型産業を発展させ、現代的農業を推進し、農民の所得増加を促進する方針だ。08年度の「国家農業総合開発産業化事業申告指針」もすでに発表された。財政部国家農業総合開発弁公室が先日、明らかにした。
中央財政は今年、農業総合開発産業化事業に38億8千万元を拠出し、1458事業を支援。経済林・花卉・漢方薬材などの農業栽培拠点2万2593ヘクタールを建設、水産養殖場4万7466ヘクタールを整備して、農業構造の調整を効果的に促進し、産業面からの新農村建設へのバックアップを強化した。
来年度は、専用の小麦、トウモロコシと優良品種の水稲、綿花、ジャガイモ、野菜、茶葉、貴重な花卉、養蚕、牧畜、淡水水産などを、農業産業化重点産業として支援する方針だ。
「人民網日本語版」2007年10月29日