農業部の高鴻賓副部長が29日、国務院新聞弁公室での記者会見で明らかにしたところによると、2カ月余りにわたって行われた全国の各種産品の品質および食品の安全性に関する取り組みを経て、農産品の品質・安全性レベルが大きく向上した。農業部がこのほど実施した全国の農産品卸売市場100カ所の監督管理状況に関するサンプル調査によると、野菜の残留農薬検査は合格率が94%に達し、畜産品の化学薬品「痩肉精」汚染検査は99%以上が合格し、水産品の残留薬品検査は合格率が95%を超えた。
現在、全国の大・中676都市にある農産品卸売市場はすべて監督・検査の対象となっており、飼料添加物の許可証や許可証獲得企業に対する検査率は100%に達する。獣薬メーカーはすべてGMP(医薬品適正製造基準)認証を通過し、ワクチンメーカーの監督検査率は100%に達し、国・省レベル水産原種場・良種場の監督率も100%に達している。
「人民網日本語版」2007年10月30日