北京ダックで有名な老舗外食企業の全聚徳(集団)株式有限公司(全聚徳)は29日に目論見書を初めて提出、最高3600万株のA株を発行する見通しとなった。全聚徳はまもなく大陸部A株市場に上場することになる。「新華網」が伝えた。
全聚徳は1864年(清朝の同治3年)に創業、140年以上の歴史を持ち、その独特で優れた味の北京ダックと高い名声で北京、ひいては全国の飲食業業界で徐々に地位を確立してきた。
同社は飲食サービスと食品加工・販売業務に従事し、「全聚徳」ブランドの高級北京ダックやその他の鴨料理を中心とする飲食サービスを提供する。現在北京、上海、重慶、長春などに直営店9店、国内外に加盟店61店舗(うち中国国内に56店、海外に5店)を持つ。
10月29日から31日の間に全聚徳は北京や上海、深センの関係者と発行価格について協議を行っている。オンラインの購入申し込みは11月5日になる。発行後、全聚徳は深セン証券取引所に上場する。
「人民網日本語版」2007年10月31日