スイスのジュネーブに本部を置く世界経済フォーラム(WEF)は31日、「2007年版国際競争力報告」を発表した。米国が首位、スイスや北欧諸国が引き続き上位を占め、中国は昨年よりやや順位を上げた。
WEFは昨年全く新たな指標を採用したが、今年も幾つかの指標を再度調整。調査対象も昨年の125カ国・地域から131カ国・地域に増やした。
今年の上位10カ国は米国、スイス、デンマーク、スウェーデン、ドイツ、フィンランド、シンガポール、日本、英国、オランダ。アジア太平洋地域でほかに上位に入ったのは、韓国(11位)、中国・香港(12位)、中国・台湾(14位)。中国大陸部は34位、インドは48位だった。中南米ではチリが最上位で26位に、次にブラジルが72位に入った。ロシアは58位、南アフリカは44位だった。
「人民網日本語版」2007年11月1日