中国共産党広西チワン族自治区委員会の常務委員を務める同自治区北海市委員会の温ソウ華書記は1日北海市で、日本の精密機器メーカー・キヤノンの中国法人の政府・大口顧客業務開拓・渉外関係本部の黄松高級総経理、および日本銀行の瀬口清之・駐中国首席代表と会見し、電子情報産業分野における協力展開について話し合った。日本側は北海市に日本電子産業パークを建設する意向で、現在各種の準備作業を緩やかに進めているという。中新社が伝えた。
日本側は次のように述べた。
同自治区北部湾経済エリアは中国第4の「経済パワー」であり、北部湾を擁する北海市の地域的優位性が突出しており、関連産業も順調な発展段階にあるなどして、双方の電子情報産業協力を進めるにはまたとない好機だ。今後はより多くの日本企業に北海市を推薦し、北部湾を「シリコンバレー」にするために協力していく。
北海市は同自治区初の電子情報産業基地であり、今年上半期の電子情報産業生産額は15億1千万元に上り、前年同期比130.3%増加の高い増加率を達成した。
*ソウ:「上」と「下」が上下に合わさった字。
「人民網日本語版」2007年11月2日