第11回北京・香港経済提携懇談会が5日に開幕し、目下、北京・香港のITアウトソーシングサービス業務が急増しており、双方はITのアウトソーシングサービスの国際市場における提携をすすめていることが明らかにされた。新華網が伝えた。
アウトソーシングサービス業務は目下、国際産業、特に現代サービス業の新しい形態であり、情報技術の外注を主にしている。 目下、北京市のアウトソーシングサービス業はさしあたっての規模を有しており、2006年において、ソフトウェアの輸出は全国の33.7%を占めている。香港はこの2年においてIT、コンサルティング、アウトソーシングの発展が目覚しく、北京のソフトウェア貿易の主要な相手となっている。
北京市商務局のデータによると、今年1月から8月において、北京市の香港へのソフトウェア輸出は輸出総額の14%を占め、EUを上回り、日本、米国に次ぎ3位であった。前年同期比は107.4%増で、その成長率はトップである。
今回の懇談会で設けられた「北京・香港ITサービス請負提携懇談会」では、双方の政府、業界の協会、企業が、国際アウトソーシングサービス市場の発展の傾向、北京・香港の提携による新たなビジネスチャンス、および人材の養成などについて討論し交流を行なった。
「人民網日本語版」2007年11月6日