大陸部の電子商取引大手・阿里巴巴網絡(アリババ・ドット・コム)は6日、香港株式市場に上場し、取引は発行価格13.5香港ドルを122%上回る30元でスタートした。資金調達額は15億ドルで、中国インターネット関連企業の資金調達額の新記録を更新した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
阿里巴巴の創業者・馬雲氏は「株価の動きは当初の価格設定が合理的だったことを物語り、阿里巴巴は大陸部初の時価総額が200億ドルを超えたネット関連企業になった。今後はアジア・太平洋はもとより世界のさらに多くのネット関連企業が香港で上場するようになると信じる」と話す。
阿里巴巴は今回8億5900万株を発行し、うち6億3150万株は旧株、残りは新株となる。
「人民網日本語版」2007年11月7日