北京市新聞出版局のホウ微副局長は8日、「2007中国デジタルアニメ・漫画産業トップフォーラム」で、同市における昨年のネットゲーム関連企業の売上高は前年比30%増の6億9000万元に達し、全国の7%を占めたことを明らかにした。新華網が伝えた。
ホウ副局長は、携帯電話端末を使ったゲームで、北京は一貫して15%前後のシェアを維持し、アニメ・漫画関連の出版物市場の規模も急成長していると指摘した。統計によると、北京市では昨年のアニメ・漫画関連の出版物の売上高は同69.7%増の1億5100 万元、アニメの生産量は同113%増の延べ8240分となり、全国に影響力を持つアニメ・漫画ゲーム企業が複数出現した。
ホウ副局長は、北京市はアニメ・漫画ゲーム製品発展に向けた政策的措置を既にまとめたとした上で、人材や情報交流、技術転換などに関するプラットフォームを設けることを支持していく考えを示した。北京ではアニメ・漫画業界団体の結成が進められており、第11次5カ年計画(2006~10年)とそれ以降の期間に、北京市のアニメ・漫画ゲーム産業はさらに良好で急速な発展を遂げるとみられる。
「人民網日本語版」2007年11月8日