世界経済フォーラム(WEF)は12日、「グローバル成長企業コミュニティ」(GGCコミュニティ)の創設会員リストを発表した。全142社のうち、40%がアジア企業で、中国企業は28社を数える。
会員には米国など先進国の企業のほか、中国、インド、ロシアといった新興市場経済国の企業も多数含まれる。中国からは渤海銀行、中国寛帯産業基金、大連万達集団などが選出された。
WEFのシュワブ会長は「GGCコミュニティは名実ともにグローバルなコミュニティであり、その会員企業は今後5~10年内に世界的な多国籍企業の仲間入りをすることが約束されている。GGCが成功を続けている理由は、現状に挑戦するとともに業績を拡大し続け、また社会的責任感を高め続け、『コーポレート・シチズンシップ』の価値観を育て上げていることにある」としている。
GGCコミュニティは今年9月に大連で開催された「第一回世界経済フォーラム成長サミット」において発足した。会員企業になる条件は「従来の境界の外へと絶えず拡張し、年15%以上の成長を遂げ、売上高が年1億~20億ドルの間で、当該業界のリーダーであり、傑出した指導集団を持っている」ことだ。
「人民網日本語版」2007年11月13日 |