中国の不動産ディベロッパーが5万8710社（社員160万1000人）に達し、年間の総投資額は1兆9422億9000万元、竣工面積は5億5800万立方メートルに上ることが、不動産中国行業企業情報発表センターの調査でわかった。

06年の不動産会社トップ500社を分析すると、中国の不動産会社はいくらか規模を拡大しており、これはトップ500社にランクインするための敷居が大幅に引き上げられたことに見てとれる。06年のトップ500社の平均投資額は5億5800万元で、ランクインに必要な額は05年比で平均1億4000万元上昇。総資産は平均28億3900万元で、同4億2000万元上昇。営業利益は平均7億4700万元で、同1億300万元上昇した。

トップ500社の投資1万元当たりの営業収入は1万3407元で、全国平均の9291元より4116元（44.3％）高い。だが他の業種や海外と比較してみると、不動産業にはなお対GDP比の低さ、発展モデルの粗雑さ、構造の非合理性、投入産出の低さなどの問題が存在する。

「人民網日本語版」2007年11月26日