市場調査会社のACニールセンがまとめた「2007年10月中国インターネット広告市場研究報告」によると、中国における10月のインターネット広告市場は8億7千万元規模で、年初来の累計で75億元に達した。通年では100億元を突破するとみられる。
4日付中国証券報によると、業界関係者は、2008年の北京五輪が近づき、中国のインターネット広告市場は爆発的な伸びを示すとみられ、インターネット広告はインターネットで最も成功した商業モデルとなる見通しだ。
中国のインターネット市場では、四大ポータルサイトの四半期当たりの広告収入が初めて1億ドルの大台に乗った。数値データは、中国のインターネット広告市場の伸びが放送、雑誌を上回ったことを示している。また、国内企業のブランド確立意識が強まり、インターネット広告市場はさらに大きな伸びが見込める。
このほか、広告のタイプや形式で見ると、ブランドロゴとPPC広告などが中国のインターネット広告市場の主流を成している。
ポータルサイト以外では、インターネットメディアは映像広告、ゲーム内広告、ブログ広告などその他の広告方式を模索している。アナリストは、多くの新概念による営業価値はまだ時間的なテスト期間が必要だと指摘した。
「人民網日本語版」2007年12月4日 |