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環境保護の新経済政策、エコ保険・エコ証券など
発信時間: 2008-02-14 | チャイナネット

国家環境保護総局が13日明らかにしたところによると、同局は中国証券監督管理委員会(証監会)や中国保険業監督管理委員会(保監会)などの関係部門と共同で、環境保護に配慮した新しい経済政策を打ち出す方針だ。「エコ保険」や「エコ証券」などの政策を打ち出すほか、「エコ融資指導リスト」を発表する予定という。「上海証券報」が伝えた。

同局関係者の説明によると、エコ保険とは、保険会社が突発的な環境汚染事故の被害者に賠償金を支払うというもので、政府や企業の負担を軽減すると同時に、企業の汚染排出行為に対する市場メカニズムの監視力を高めることが期待される。同局は保監会との間で協力メカニズムをうち立てており、条件を満たした地域や環境への危険度が高く、社会的影響が大きい業界でモデル事業を共同展開し、環境リスクに対する責任を追求する強制的保険法の立法作業を共同で進めている。

エコ証券とは、同局が証監会などの関連部門と共同で打ち出したもので、上場による資金調達や上場後の再調達などに際して、環境保護に関しての審査を行い、不合格であれば上場や再調達を禁止するというものだ。

「人民網日本語版」2008年2月14日

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