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アジア最大の潤滑油生産基地、上海で操業開始
発信時間: 2008-05-16 | チャイナネット

中国石油化工集団公司(シノペック)長城潤滑油華東基地の35万トン級生産装置が15日、上海で操業を開始した。同装置は、国内、ひいてはアジア最大規模の最先端潤滑油生産基地となる。同装置の操業開始により、華東地域における高級潤滑油の生産能力不足が緩和されると見られる。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

35万トン級生産装置プロジェクトは、中国石油化工株式公司潤滑油分公司(中国石化潤滑油公司)の創設以来、投資規模最大の改造プロジェクトで、シノペック史上初の投資総額が約2億元におよぶ潤滑油基地拡張プロジェクトでもある。改造プロジェクトはオイルタンク45基に関連し、添加剤タンク18基を新しく建設、工場建物の建設総面積は2万4千平方メートル。プロジェクトの操業開始後、潤滑油ブレンド完成品は年産35万トン、潤滑基油(ベースオイル)は年産19万トンにそれぞれ達する見通し。

「人民網日本語版」2008年5月16日

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