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上海・南京都市間鉄道が着工 2年以内に開通
発信時間: 2008-07-02 | チャイナネット

上海・南京都市間鉄道プロジェクトの動員大会が7月1日午前、江蘇省の南京で開催され、中国共産党中央政治局委員で上海市党委員会書記の兪正声氏が、同プロジェクトの始動を宣言した。

上海・南京都市間鉄道プロジェクトの動員大会が7月1日午前、江蘇省の南京で開催され、中国共産党中央政治局委員で上海市党委員会書記の兪正声氏が、同プロジェクトの始動を宣言した。

上海・南京都市間鉄道は、在来線の上海・南京鉄道線の北側に平行する形で建設され、上海駅を起点として南京まで、蘇州、無錫、常州、鎮江を経由する。全長は300キロで、そのうち上海市内は32キロ、江蘇省内は268キロメートル。時速は200キロから250キロとしている。

上海・南京都市間鉄道は旅客輸送専用として、鉄道部と江蘇省、上海市の共同出資で建設される。概算投資総額は394億5000万元、2年以内の開通を目指している。

上海鉄道局によると、公共交通運営が上海・南京都市間鉄道の最大の特徴で、沿線には合わせて21の駅が設けられる。最小運転間隔は3分で、運行後は主要な駅に停車する直行列車と、各駅に停車する普通列車が編成される計画だ。

今ある上海・南京鉄道線は、国内でも最も頻繁に列車が行きかう路線で、平均して5分ごとに列車が通過している。上海・南京都市間鉄道が完成すれば、年間の受入れ乗客数は最大で2020年に4850万人、2030年には6700万人に達すると見込まれている。

上海・南京都市間鉄道の建設は、上海、南京を中心とする「1時間都市圏」の形成に重要な意義があると関連の専門家は話している。

「チャイナネット」2008年7月2日

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