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国務院常務会議、長江デルタ経済発展の意見を可決
発信時間: 2008-08-07 | チャイナネット

温家宝総理が招集する国務院常務会議は6日、「長江デルタ地区の改革開放と経済・社会発展の一層の推進に関する指導意見」を審議し、大筋で可決した。

会議は「長江デルタ地区の改革開放と経済・社会発展の推進においては、科学的発展の道を堅持し、経済発展モデルの転換と経済構造の調整を加速し、地域の総合力、イノベーションと持続可能な発展の力を著しく高めなければならない」と指摘。重点的に取り組むべき事業として次の10項目を挙げた。

(1)産業構造の調整を加速し、現代的サービス業を柱とする産業構造の確立に努める。

(2)工業構造の改良とグレードアップを全面的に推進し、世界的に進んだ製造拠点の建設に努める。

(3)都市と農村の発展を統合的に計画し、農村改革を全面的に深め、現代的農業の発展に力を入れる。

(4)新しいタイプの都市化路線を堅持し、整った都市システムを構築し、都市機能を整備・グレードアップする。

(5)自主開発を力強く推進し、自主開発を後押しする政策環境を整え、イノベーティブな人材の育成と導入を強化し、国際競争力ある地域イノベーションシステムを構築する。

(6)重要インフラの統合的整備を積極的に推進し、地域発展の支えを強化する。

(7)土地の節約・集約利用水準を高め、省エネと環境保護の推進に力を入れ、持続可能な発展の力を全面的に引き上げる。

(8)教育・医療衛生・文化・スポーツなど社会事業の発展を推進し、就業・社会保障システムの整備を加速し、経済と社会の調和ある発展を促進する。

(9)重要な改革の試行を引き続き推進し、統一的で開かれた市場システムの構築を加速し、整った社会主義市場経済体制の構築をリードする。

(10)対外開放のレベルを全面的に引き上げ、貿易成長モデルの転換を加速し、外資導入の質を高める。

「人民網日本語版」2008年8月7日

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