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新「外匯管理条例」国務院が公布 |
発信時間: 2008-08-07 | チャイナネット |
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国務院の温家宝総理がこのほど第532号国務院令に署名したことを受けて、修正後の「中華人民共和国外匯管理条例」が公布・施行された。外国為替の管理を強化し、国際収支のバランスを促進し、国民経済の健全な発展を促すのが狙い。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 条例は次の主原則を踏まえて制定された。 (1)改革開放の方向性を堅持し、ここ数年の経常項目、資本項目、外為市場、人民元レート形成メカニズムなど各方面の改革の成果を取り入れつつ、今後のさらなる改革をにらんで政策的余地を残しておく。 (2)マクロ調整の重点を踏まえ、国際収支バランスの促進を目標に据え、外貨資金の流入・流出のバランス調整と管理の規範化を進める。 (3)公平な競争環境を創出し、国内資本企業と海外資本企業との間、国有系企業と民間企業との間、機関と個人との間の待遇の格差を解消し、取引の内容に即して監督管理を行う。 (4)行政管理の体制改革や法律に基づく行政の必要性を踏まえ、外為管理の内容、方法などに関する規定の改善を進め、貿易投資の利便化を促進し、行政権力に対する監督と制限を強化する。 今回発表された新条例は旧条例を全面的に修正したもので、▽貿易投資活動の一層の利便化▽人民元レート形成メカニズムと金融機関の外為業務管理制度の改善▽国際収支の緊急保障制度の構築▽国境を越えた資金流動の監督・モニタリングの強化▽外為の監督管理の方法・措置の調整▽関連する法的責任の明確化――などが狙いとされた。 「人民網日本語版」2008年8月7日 |
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