ホーム>>経済
7月、PPIが12年ぶり2けたの伸び 
発信時間: 2008-08-12 | チャイナネット

国際原油価格の落ち込みや周辺市場の振興はA株市場に対し、いまだに促進効果を発揮していない。

11日の上海・深セン両証券取引所は、先週末8日の下落傾向を維持して安値で始まり、株価指数はいずれも現在の調整周期で最安値を更新した。同日発表された7月のマクロ経済データによると、生産者物価指数(PPI)の増加率は10%に達し、12年ぶりの高い伸びとなった。

あるアナリストによると、PPIの増加率が2けたに達したことは、中国の工業製品生産業が引き続き景気のピークにあることを示すとともに、もしも工業製品の価格上昇が川下の消費財に引き続き波及するとすれば、経済全体が直面するインフレリスクは一層高まるということを示している。産業の移転が順調に進まなければ、製造業の利益により深刻な被害が出る可能性があり、これがA株の動きを制約する最大の要因になることが懸念される。

「人民網日本語版」 2008年08月12日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 米研究機関、「中国は来年世界一の製造国になる」と予測

· 人民元8日連続ダウン 改革以来最長の下降周期

· 中国国有経済の活力と影響力、さらに増大

· 上半期の国家財政、1兆元超の黒字

· 北京の不動産市場は基本的に安定