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「五輪効果」で中国フラットテレビの売上が激増
発信時間: 2008-08-15 | チャイナネット

権威ある調査機関、CCIDコンサルティング(賽迪顧問股フェン有限公司)が14日に発表した統計データによると、中国フラットテレビ市場における2008年上半期の販売台数は、前年同期比84.9%増の611万7900台に達した。カラーテレビ市場全体に占めるフラットテレビの占有率は30%を上回り、フラットテレビ市場の急成長が続いている。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

CCIDコンサルティング消費電子産業研究センターの田暁娜・副総経理は、「中国フラットテレビ市場は、『オリンピック効果』に極めて大きな刺激を受けた。オリンピックが近づくにつれ、メーカー各社は続々とマーケティング・販促活動にいっそう力を入れ、市場シェア拡大を目指した」と指摘する。

同社の報告書によると、今年上半期に見られた中国フラットテレビ市場の主な特徴は次の通り。

1プラズマテレビの割合が上昇した。4~6月(第2四半期)のフラットテレビに占めるプラズマテレビの割合は、1~3月(第1四半期)の7.9%から11.4%に上がった。

2画面サイズの人気に明らかなシフト現象が見られた。40インチ以上の大画面液晶テレビの売上シェアが上半期には35.4%に達し、32インチ画面の34.8%を上回った。

3外資メーカー製品の販売が急増した。上半期の中国フラットテレビ市場販売台数トップ10は、国内・海外ブランドが半数ずつを占めた。首位は韓国サムスン(販売シェア10.3%)、続いて海信集団(9.4%)、3位は創維集団(8.2%)、4位は大躍進したソニー(7.9%)、5位には康佳集団(7.7%)が入った。

「人民網日本語版」 2008年08月15日

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