中国海洋石油有限公司は6日、渤海海域で進めていた石油・天然ガス探査でふたたび新たなガス油層を発見したことを明らかにした。新たに発見されたガス油層「渤中35-2」は探査鉱区「渤中35-2-2」の試掘井で確認された。

渤中35-2-2は黄河の河口東部の傾斜地帯に位置する。今回発見されたガス油層は層厚31.2メートルに達し、試掘によると日産量は石油が560バレルを超え、天然ガスも相当量に上るとみられる。

中国海洋石油は新ガス油層の権利を100％有する。同公司の朱偉林執行副総裁（副CEO）兼探査部総経理（マネージャー）は「渤海海域には豊富な石油・天然ガス資源が埋蔵されており、同公司がこの海域で進めている探査活動は相次いで成果を上げている。今後も同海域での探査活動を継続する」と話す。

「人民網日本語版」 2008年10月07日