2008年9月15日以来、中国人民銀行のこれまでの3回の金利、預金準備金率引き下げについて
2008年9月15日、中国人民銀行は9月16日より1年満期の人民元建て貸出基準金利を0.27ポイントを引き下げ、その他の期間や等級の貸出基準金利にも相応の調整を行い、預金基準金利は据え置くと発表。また、9月25日より中小金融機関の人民元建て預金の預金準備金率を1ポイント引き下げ、四川大地震で被害が深刻な地域の法人金融機関の預金準備金率を2ポイントを引き下げる。中国の貸出基準金利の引き下げは、2004年10月29日以来約4年ぶり。
2008年10月8日、中国人民銀行は10月9日より1年満期の人民元建て預金、貸出基準金利をそれぞれ0.27ポイントを引き下げ、その他の各種預金・貸出金利にも相応の調整を行うと発表。中央銀行による人民元建て預金・貸出基準金利の同時引下げは2002年2月以来約6年ぶり。また、10月15日より預金業務を扱う金融機関の人民元建て預金の預金準備金率を0.5ポイント引き下げる。中国人民銀行のすべての預金業務を扱う金融機関に対する預金準備金率引き下げは1999年末以来約9年ぶり。
2008年10月29日、中国人民銀行は10月30日より金融機関の人民元建て預金・貸出基準金利を引き下げると発表。そのうち、1年満期の人民元建て預金基準金利を現行の3.87%から3.60%、同じく貸出基準金利は6.93%から6.66%にそれぞれ0.27ポイント引き下げられる。その他の期間や等級の貸付基準金利にも相応の調整が行われる。
「チャイナネット」2008年11月27日
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