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中国のPHS「小霊通」、2011年末までに撤退
発信時間: 2009-02-04 | チャイナネット

中国のPHS「小霊通」撤退が3日、ついに決定された。中国移動(チャイナ・モバイル)はこの日、政府主管部門からすべての1900-1920MHz周波数の無線システムを2011年末までに引き揚げ、1880-1900MHz周波数のTD-SCDMAシステムに影響がでないよう明確な指示を受けたと表明した。「国際金融報」が伝えた。

中国移動の関係者によると、政府主管部門はすでに中国移動が1880-1900MHzと2010-2015MHZのあわせて35MHz周波数を使ってTD-SCDMAネットワークを構築することに同意しており、他のキャリアに対し、1900-1920MHz周波数の無線システムでの容量拡張や新ユーザーの拡大を停止し、カバー範囲を広げないよう要求した。

山西電信の従業員は、「このほど小霊通の受付を停止したが、市場から完全に撤退する時期は定かではない」と話す。

工業情報化部がこのほど発表した統計によると、PHS利用者は08年12月現在、全国で6893万人にまで減少しており、その大多数は小霊通の利用者だという。

「人民網日本語版」2009年2月4日

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