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日立、中国現地企業のトップを交替 業績不振が原因か
発信時間: 2009-02-04 | チャイナネット

 

日本最大の家電・電子機器メーカーの日立製作所は3日、中国法人トップの人事異動を発表した。今年4月1日から、日立(中国)有限公司の董事長(会長)が現職の長野晄史氏から現在理事を務める大野信行氏に変わるという。業界内では、この人事異動は日立の総合的な業績と関連したものとの見方がもっぱらだ。日立は今年度78億ドルの欠損を出す見込みで、これは日本の製造業界で過去最大の赤字額となる。「北京商報」が伝えた。

長野董事長は2008年4月の就任から丸一年で退くことになる。業界ウォッチャーの劉歩塵氏は「今回の人事異動は日立の08年度の業績不振と関係がある。過去の例に照らせば、所期の効果や利益が上がらない場合、企業の多くはトップをすげ替える」と話す。

だが日立(中国)公共関係部の沈悦氏は3日、「これは通常の人事異動に過ぎず、業績とは関係ない」と述べた。

「人民網日本語版」2009年2月4日

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