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教育関連業種、金融危機がチャンスに 中小企業調査
発信時間: 2009-03-03 | チャイナネット

金融危機が広がりを見せる中、利益を伸ばしている企業がある。2日に発表された報告によると、「危機で利益を得た」という中小企業が0.8%あった。これらの多くは、留学や育成訓練などの業種に属する企業だ。「北京商報」が伝えた。

「中国中小企業生存現状」と名付けられたこの報告は、数十万の中小企業を対象としたサンプル調査に基づくもので、その信頼性は高い。同報告によると、金融危機で受けた影響が大きかった中小企業は、化学工業や機械、金物などの業種に集中している。打撃がそれほどでもなかったのは、医薬や通信、飲食、タバコ・酒などの業種。留学や育成訓練など教育にかかわる業種は急成長を見せている。

同報告によると、経済が変動期にあるにもかかわらず、中国の中小企業は依然として楽観的な見方を崩していない。半数以上の中小企業は金融危機の影響はそれほど大きくないとしており、09年の売り上げが伸びると予測する企業も53.2%にのぼった。09年の売り上げが減少すると予測している企業は4分の1に過ぎなかった。

「人民網日本語版」2009年3月3日

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