現在、中国の風力発電の設備容量は1200万キロワットを超えて、アメリカ、フランスとスペインについで世界で4番目の風力発電大国となった。
これは、中国科学技術協会の陸延昌副主席が第5回中国エネルギー戦略ハイレベルフォーラムで明らかにしたものである。その際、陸副主席は「去年末までに、中国は1万台以上の風力発電ユニットを設置し、200カ所余りの風力発電所を建設した。去年、風力による発電は128億キロワットアワーとなった。2020年になると、その設備容量は8000万から1億キロワットになる見込みだ」と述べた。
中国は風力発電の資源が豊かである。これまでの調査によると、陸上と沿海地区の風力発電資源は合わせて10億キロワットだと分かった。
「中国国際放送局 日本語版」より 2009年5月25日