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インフレへの対抗策か 中国の金準備高が急増 
発信時間: 2009-05-25 | チャイナネット

インフレとドル安への不安が高まるにつれ、金準備の増加を求める声が中国で高まっている。金準備を増加するかをめぐる討論の歴史は長い。金価格の変動や人民元為替の変動が起こるたびに、金準備は話題の的となってきた。幾度にもわたる討論を通じて、中国の金準備は、03年の600トンから現在の1054トンにまで増やされた。中国の金準備は、世界第5位の規模に達している。「中国新聞網」が伝えた。

世界経済の繁栄期には、「流動性も収益率も低く、大量の保管費が必要だ」として多くの人が過度の金準備に反対する。このような反対もあって、金準備の総量を取っても、外貨準備に占めるその割合を取っても、中国は、米国・ドイツ・フランスを下回っている。

だが金融危機発生を受け、各国が貨幣を大量に印刷している現在、金準備高を増やしてインフレに対抗すべきだという声は日増しに高まっている。黄金やプラチナはドルよりも信頼性が高いと信じる人はどんどん多くなっている。

IMFが400トンの金を売却することを発表したことで、弱まっていた金市場の自信が高まり、国際金価格もこれにつれて上昇した。

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