『中国証券報』

人民元建て貿易決済業務を開始

人民元建て貿易決済業務が6日、正式に開始した。交通銀行は、上海環宇進出口有限公司による人民元建て決済の送金業務を受け、代行銀行の決済方式を採用し決済を行う。送金銀行は香港上海匯豊銀行。

「創業板」創設を順調に進め安定した運営を保証

中国証券監督管理委員会の劉新華副主席は4日、数カ月内に「創業板（新興企業向け市場）」の関連規則を制定、公布すると発表した。創業板発行審査機関と創業板発行審査委員会を組織し、推薦保証人や弁護士、会計士など仲介機関の研修を行い、証券会社が創業板市場の投資家適性管理制度を確立できるよう促し、創業板創設を順調に進め、安定した運営を保証するとしている。

国有資産経営管理会社3社目が今月中に設立予定

国有資産監督管理委員会（国資委）の3社目の国有資産経営管理会社が、今月中に設立する見通し。社名は「国新」資産管理会社で、国資委の管轄下で資産規模が小さく、企業能力が比較的低い中央企業資産を受け入れることを目的としている。関係者は、まず一部の貿易資産を組み込むと明かしている。