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人民元レート改革 4年で対ドルレート20%上昇 |
発信時間: 2009-07-21 | チャイナネット |
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▽人民元は来年には再び上昇傾向に 金融危機が爆発して以来、人民元レートが一方的に上昇することはなくなった。今年に入って人民元の対ドル、対香港ドルレートはほぼ変動がなく、半年で25ベーシスポイントと35ベーシスポイントの上昇にとどまり、上昇幅はいずれも0.04%だった。対ユーロと対ポンドレートは下落傾向にあり、それぞれ0.05%と13.2%下落した。 実質実効為替レートは、名目為替レートをベースにインフレが通貨本来の価値に与える変動影響を省くことで、本国通貨の対外価値と相対的な購買力を総合的に反映することができる。 今年上半期の中国の輸出は前年同期比21.8%減で、減少率がここ数年で最大となった。フランスのインドシナ銀行による最新の研究報告によると、このまま輸出の低迷が続けば、中央銀行が望まずとも、人民元は今年末から来年にかけて再び上昇し、来年末には1ドル6.5元に達するとの見方を示す。英スタンダードチャータード銀行の中国担当エコノミスト・王志浩氏も、中国経済の成長ペースが8%台に安定すれば、人民元は上昇を続け、従来の計画を再開できると指摘する。 「人民網日本語版」2009年7月21日 |
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