上海ダイアモンド取引連合管理弁公室の最新データによると、中国はすでに、世界第三のダイアモンド消費国となった。中国大陸部のアクセサリー用ダイアモンド製品の輸入額は今年1-5月、日本の2億6600万ドルに次ぐ2億3800万ドルに達した。ただトップの米国(11億5100万ドル)とはまだギャップがある。「中国新聞網」が伝えた。
香港紙「文匯報」によると、世界の各ダイアモンド取引市場の輸出入規模は昨年以来、金融危機の影響で低迷を続けている。今年上半期、イスラエル・ベルギー・インドなどのダイアモンド貿易センターの輸出入額はそれぞれ60%・46%・35%の低下となった。米国と日本のダイアモンド輸出入額もそれぞれ49%と24%の低下となった。
一方、上海ダイアモンド取引所の取引額は安定した成長を保ち、昨年同期比6.9%増の6億9200万ドルに達した。大陸部の経済状況の安定を受け、ダイアモンド市場は特にブライダル分野で成長を続けた。大陸部の一般貿易でのダイアモンド製品輸入総額は今年上半期、昨年同期比12.7%増で史上最高の3億ドルに達した。国務院の認可を経て浦東新区に設けられた上海ダイアモンド取引所には現在、240社が入っている。
「人民網日本語版」2009年7月27日 |