中国国務院が3月に発表した「自動車産業調整振興計画」によると、向こう3年間で、中国の独自ブランドの自動車が市場シェア30％を目指していることが分かった。これに対し、中国機械工業連合会の張小虞副会長は28日、記者のインタビューに、「1Lと1.6L以下の車では、独自ブランドの市場シェアは80％を占めている。乗用車のうち、独自ブランドの市場シェアは去年の25％から29％に伸びた。3カ年振興計画に定めた目標は前倒しに実現できる」と語った。

関係筋によると、今年の1月6月まで、中国で自動車の販売高は600万台を超えた。そのうち、1.6L以下の乗用車の生産高は250万台を超え、上半期の自動車生産高の4割を占めた。

「中国国際放送局　日本語部」2009年7月28日