『中国証券報』

リスク選好、米ドルの短期的動向を依然主導

米国の第2四半期のGDPデータは予想を上回り、リスク選好の高まりにより米ドル指数は今年の最低まで下落した。しかし中期的な動向で見ると、経済回復とインフレ予想が高まる中、米ドルの動きが異なるのは避けられず、波乱含みは米ドル相場の主な基調となる。

7月の鉄鋼業の利益が200億元に

7月の国内鋼価格は単月の上げ幅で8年来の最高を記録し、鋼材総合価格指数は11.9％上昇した。アナリストは、「7月の鉄鋼業の利益は200億元に達する見通しで、鋼価格が安定な動きを続けた場合、通年の利益は約1000億元が見込め、昨年の846億元を上回る」と予測している。

7月のPMIが引き続き上昇、5カ月続けて臨界点を突破

中国物流購買聯合会が1日に発表したデータによると、7月、中国の製造業購買担当者指数（PMI）は53.3％で、前月より0.1ポイント上昇し、「臨界点」である50％を5カ月続けて上回った。