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中国の自動車企業8社、独自ブランド車生産台数が世界30強入り |
発信時間: 2009-08-04 | チャイナネット |
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「一汽集団」の奔騰B70 中国の「一汽集団」によると、国際自動車メーカー協会が発表した最新の独自ブランド自動車生産台数ランキングで、2008年は中国の自動車企業8社が世界上位30社にランクインした。うち「一汽集団」は、生産台数63万8000台で20位となり、中国企業の中でトップだった。 国際自動車メーカー協会の統計によると、2008年の中国の自動車販売台数は6.7%の伸びとなり、金融危機による影響は小さかった。多くの自動車企業の生産台数はやや減少したものの、自動車企業上位30社にランクインした中国の自動車企業数は7社から8社に増えた。これら8社の自動車メーカーは一汽、長安、東風、北汽、奇瑞(チェリー)、上汽、華晨、哈飛となっている。 「この記録は絶えず更新されるだろう」と、専門家たちは見ている。特に中国が『自動車産業調整振興計画』を打ち出したことを受け、主要自動車メーカーは相次いで独自ブランド開発戦略を策定している。 新中国の1社目の自動車製造工場として、『一汽集団』は3年以内に独自ブランド車生産・販売台数を百万台超とする目標を掲げている。この目標を実現させるため、同社は独自ブランド車生産拡張プロジェクトをすでに開始しており、そのうち第1工場は年内に稼動し、年間乗用車生産台数は20万台となる見通し。第2工場の建設には27億元を投じ、2年後に稼動する計画。 自動車製造と研究・開発分野で基礎を固めた中国の自動車企業は、独自ブランド車と新エネルギー車の開発を結びつけ、新エネルギーを利用する独自ブランド車の開発を絶えず強化している。 専門家たちは先般、中国の独自ブランド自動車が新エネルギー車を武器に、国際競争の中で優位に立つ可能性があるという見方を示している。自動車分野において、中国自動車企業はスタートが遅れたが、新エネルギー車分野においては先進諸国との開きは比較的小さく、先行者を追い越す可能性も出てきた。中国の独自ブランド車が今回競争の優位に立てれば、中国自動車の世界市場における地位は一段と高まるに違いない。 「チャイナネット」 2009年8月4日
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