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人民銀、下半期の通貨政策を微調整
発信時間: 2009-08-06 | チャイナネット

人民銀、下半期の通貨政策を微調整

中国人民銀行(中央銀行)は5日、『中国通貨政策執行報告(2009年第2四半期)』を発表した。報告では、中央銀行は今後も政策の一貫性と安定性を維持し、引き続き確固として適度な通貨緩和政策を実施していくことが強調された。また、国内外の経済情勢と物価変動状況を踏まえ、市場的手段で、通貨政策に対し微調整を行うことに重点を置くとしている。

報告ではまた、経済発展と金融リスク防止の関係を適切に処理し、マクロ調整における方向性、有効性と持続可能性を強化し、金融システムの安定を確保、良好な経済情勢を維持すべきだと指摘された。中長期的には、改革の深化と構造調整の加速化を通じ、中国の潜在的経済成長力を高め、持続的な発展を実現すべきだとしている。

中央銀行は通貨政策ツールを柔軟に活用し、通貨貸付の適度な増加を維持する。公開市場操作のツールの組み合わせと期限・構成と操作の度合いを合理化し、銀行システムの流動性供給と通貨市場を合理的な金利水準に維持するよう努める。経済・金融情勢の発展と政策の効果をさらに見極め、通貨政策ツールの革新を行い、市場の資金需給を調整し、経済発展のニーズを満たす。

報告ではさらに、現在の景気が回復傾向にあるというチャンスを捉え、所得分配構造を改善、労働者の人的資本に対する投資を大幅に増やし、積極的な就業促進計画を実施、資源・エネルギー価格形成メカニズムの改革を推進し、市場のゆがみを減らすべきだと指摘された。

「チャイナネット」 2009年8月6日

 

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