1952年当時、世界経済に占める中国の割合はわずかに過ぎなかった。1978年に至っても1.8%にとどまっていた。この割合は08年、米国と日本に次ぐ6.4%にまで拡大した。1978年に29位だった貿易総額は08年、米国とドイツに次ぐ3位となった。世界の貿易総額に占める割合も0.8%から7.9%に高まった。
世界銀行の統計によると、08年の中国GDPは3兆8600億ドルに達し、米国の27.2%、日本の78.6%に迫っている。一人当たりのGDPは1952年の119元から1978年には381元に高まり、2008年には2万2698元に達した。価格変動の影響を除いても、2008年の値は1952年の32.4倍に達し、年平均成長率は6.5%にのぼった。1979年から2008年の年平均成長率は8.6%だった。08年の一人当たりGDPは3292ドルで、世界銀行の基準に照らせば、中国は世界の中等収入国に入った。
国力の増大はGDPだけでなく、国家財政にも反映されている。中国の財政収入は1950年には62億元に過ぎなかったが、08年には6兆元の大台を超えた。60年弱で1000倍の成長となった。62億元から1000億元までは28年かかり、1000億元から1兆元には21年を要した。一方、1兆元から6兆元までには9年しかかからなかった。中国経済が徐々に発展し、新たな地平へと不断に前進してきたことがわかる。
「人民網日本語版」2009年8月10日
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