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7月の主要経済指標が発表 上昇傾向持続
発信時間: 2009-08-12 | チャイナネット

 国家統計局が1日に発表したデータによると、中国経済は7月も引き続きの上向き傾向となった。

 ▽工業生産額の増加率、3カ月連続アップ

 一定規模以上の工業企業(国有企業および年商500万元以上の非国有企業)の付加価値額は7月、昨年同月比で10.8%増加した。増加率は昨年同月より3.9ポイント下がったが、前月よりも0.1ポイント上がった。3カ月連続の増加率アップとなった。

 ▽固定資産投資の増加率、30%台を維持

 都市部の固定資産投資は1月から7月までに9兆5932億元に達し、昨年同期から32.9%の増加となった。増加率は昨年同期より5.6ポイント上がり、上半期より0.7ポイント下がった。このうち国有企業と国有控股企業(政府が最大株主である企業)によってなされた投資は4兆1192億元(前年同期比40.1%増)、不動産開発にあてられた投資は1兆7720億元(同比11.6%増)だった。

 ▽社会消費品小売総額

 社会消費品小売総額(市民と社会団体向けの消費財小売総額)は7月、昨年同月比15.2%増の9937億元に達した。増加率は昨年同月から8.1ポイント下がり、前月から0.2ポイント上がった。1月から7月までの合計額は、昨年同期比15.0%増の6兆8648億元だった。増加率は昨年同期より6.7ポイント下がり、上半期とは横ばいとなった。

 地域分類で見ると、7月の都市部の消費品小売総額は、昨年同月比15.1%増の6794億元だった。県以下の地区では、同比15.4%増の3143億元だった。商品類ごとの増加率で見ると、一定額以上の卸売・小売業を対象とした統計によると、穀物・食用油類が昨年同月比11.9%増、食肉・卵類が6.6%増、衣類が19.6%増、日用品類が16.3%増、家電・AV機器類が8.0%増、自動車類が32.0%増、石油・石油製品類が1.1%増、建築・インテリア材類が25.8%増となった。

 ▽CPIは前月比横ばい、PPIは4カ月連続の上昇

 消費者物価指数(CPI)は7月、前月と横ばいとなった。昨年同月からは1.8%の低下となり(昨年同月は6.3%の上昇)、下落幅は前月より0.1ポイント広がった。8つの商品類別では、▽食品(1.2%減)▽タバコ・酒および関連商品(1.2%増)▽衣類(2.4%減)▽家庭用設備・メンテナンス(0.4%減)▽医療・保健および関連用品(0.7%増)▽交通・通信(2.7%減)▽娯楽・教育・文化および関連サービス(0.7%減)▽居住(5.8%減)??だった。

 工業製品出荷指数(PPI)は7月、昨年同月比8.2%減(昨年同月は10%増)となり、下落幅は前月より0.4ポイント拡大した。前月比では1.0%の上昇となり、4カ月連続の上昇となった。

 原料・燃料・動力の買付価格指数は7月、昨年同期比11.7%減(昨年同月は15.4%増)となり、下落幅は前月より0.5ポイント拡大した。このうち非鉄金属素材類の買付価格指数は昨年同期比25.0%減、燃料・動力類は16.1%減、鉄鋼素材類は20.7%減、化学工業原料類は11.7%減だった。

 「人民網日本語版」2009年8月12日

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