中国経済の復興や政策の効果、市場の力強いニーズが後押しする形で、今年7月の自動車生産販売状況は、これまでの低迷状態が底を打ち、低迷気味でありながら力強い動きをみせた。中国汽車(自動車)工業協会が8日に発表した最新の統計データによると、7月の自動車販売台数は108万5600台に上り、5カ月連続で月間販売台数が100万台を超え、前年同月比63.57%増加した。1ー7月の自動車販売台数は累計718万4400台で前年同期比23.38%増加し、引き続き世界トップとなった。
7月の自動車販売台数が低迷気味でありながら力強い動きをみせたのは、乗用車市場の好調さと関係がある。ある統計によると、7月の乗用車販売台数は83万2600台で、前年同月比70.54%増加した。こうしたデータにも増して業界を喜ばせたのは、経済復興に後押しされる形で、中国の商用車市場が、特に貨物自動車市場が低迷を脱し始めたことだ。7月の貨物自動車販売台数は16万6800台で同43.29%増加した。うち物流業界で使用されるセミトレーラーの販売台数は2万2900台で、前月比25.98%、前年同月比117.24%増加した。
「人民網日本語版」2009年8月10日 |