『中国証券報』

証監会、「創業板」の過剰取引などに大いに注目

中国証券監督管理委員会の関連部門責任者は13日、上半期は171件の案件処理が完了し、新規案件は96件だったと発表した。下半期は危害が比較的大きいインサイダー取引、上場会社の大株主による資本独占、虚偽の情報開示などの違法行為の取り締まりに力を入れるとともに、「創業板（新興企業向け市場）」創設後の過剰取引、株価操作共謀、株式集中保有、インサイダー取引などのリスクと違法行為に大いに注目するという。

証監会、ファンド評価の8つの禁止行為を明確に

監督管理部門が、ファンド評価を規範化する。中国証券監督管理委員会は13日、『証券投資ファンド評価業務管理暫定弁法（意見募集案）』を発表し、ファンド評価機関の評価方法、情報収集、発表方式や行為を規範化し、ファンド評価業務における8つの禁止行為を明確にした。

消費者金融会社の試行審査を開始

中国銀行業監督管理委員会は13日、『消費者金融会社試行管理弁法』を公布し、消費者金融会社の試行審査を開始した。5月に発表された意見募集案と比べると、同『弁法』では消費者金融会社の出資者の条件が引き下げられ、資産総額を最低800億元としていたのが、前年末総資産が600億元以上または等価の交換可能通貨であることとされた。