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中石油、豪企業と中豪間史上最大の契約に調印
発信時間: 2009-08-19 | チャイナネット

 スイスのアダックス社の買収成功を中国石油化工(シノペック)が宣言した18日、中国の石油会社にとって好材料となるニュースがもう一つ明らかになった。オーストラリアの関係者によると、米エネルギー大手のエクソンモービルと中国石油天然気(ペトロチャイナ)は、エクソンモービルの保有するゴーゴンプロジェクトの液化天然ガス(LNG)を今後20年にわたってペトロチャイナに販売することで合意した。取引金額は500億豪ドル(約412億9千万ドル)にのぼる。「国際金融報」が伝えた。

 オーストラリアのファーガソン・エネルギー相によると、今回の取引は、中豪間で行われた最高額の取引となる。両国間の貿易・投資関係が引き続き強まっていることを示す取引となった。

 合意によると、ペトロチャイナは今後、ゴーゴンプロジェクトからLNGを20年間にわたって年間225万トン購入する。ゴーゴンLNGプロジェクトは西オーストラリア州にあり、シェブロン社が50%出資し、運営を担当している。エクソンモービルとロイヤルダッチシェルも25%ずつ出資している。豪政府によると、来月にも投資許可が得られる可能性がある。

 ペトロチャイナはここ数年、天然ガス資源の開拓に力を入れてきた。08年4月、ペトロチャイナとカタール天然ガスとシェル社は25年の拘束力を持つ売買についての合意を結び、カタール天然ガス4期から毎年300万トンのLNGを購入することとなった。またペトロチャイナとシェル社は同年11月、ゴーゴンプロジェクトのLNG年間200万トンを20年にわたってペトロチャイナが購入することで合意していた。

 「人民網日本語版」2009年8月19日

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