工業情報化部・電気通信設備認証センターのウェブサイト上に17日、アップル社のiPhone3G携帯の写真が掲載された。このことは、iPhone(機種番号:A1324)が「入網許可(中国の携帯ネットワークへのアクセス許可)」を取得し、中国市場での販売が可能となったことを意味する。新京報が18日に伝えた。
iPhone(A1324)は先月、工業情報化部所属の検査・測定機構である泰爾実験室に運ばれた。同機種は容量が8Gで、WiFi機能には対応していない。今年6月、同機種は国家無線電波発射設備型番認証の審査を通過し、5年が期限の市場参入権を手に入れている。
先週、聯通がすでに100億元でiPhoneを500万台購入して中国での独占販売権を獲得し、聯通版iPhone第一陣が9月に発売されると一部のメディアが報道した。これに対し聯通は17日、「近頃メディアが伝えていることは事実に反する。聯通は現在iPhoneの中国参入についてアップル社と協議を続けており、現在まだ結果が出ていない」と明らかにしている。
「人民網日本語版」 2009年8月19日