海峡両岸経済貿易協力フォーラムと台湾・吉林の企業商談会が１日長春で開幕した。台湾からは経済界の代表や専門家、学者100人、大陸からは企業や政府関係者150人が一堂に会し、両岸の経済貿易協力の新しい方向について話し合った。

　フォーラムで、海峡両岸の企業関係者や専門家は「世界金融危機の影響で両岸の貿易額は減少したものの、両岸関係が平和と発展に向けた道を歩み、双方の交流が日増しに緊密になってきたことを背景に、産業協力の強化と深化、金融危機対策での提携、より広い分野における優位性の相互補完と相互利益の実現が、両岸の今後の経済貿易関係の新しい傾向になると指摘されている。

　商談会には、食品、健康食品、化粧品、スポーツ機械、自動車部品、紡績など台湾から63社、大陸から100社が参加した。

「中国国際放送局　日本語部」2009年9月2日