ブラジルとインド、南アフリカ３カ国は1日ブラジリアで第6回外相会議を開き、3ヵ国間の貿易の発展に力を入れ、南米共同市場（メルコスール）や南部アフリカ関税同盟（SACU）、インドとの域内貿易で合意を目指す考えを表明した。

　会議後、3カ国の外相は貿易と金融危機や、国連の改革について自国の立場を説明し、「多元的な国際機関は発展途中国の発言権を強めるはずであり、国連も自身の改革を促進すべきだ。世界貿易機関（WTO）は多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の再開に力を入れなければならない」と強調した。

「中国国際放送局　日本語部」2009年9月2日